03-6452-9482 事前にご連絡頂ければ時間外も対応いたします。
営業電話はお断りしています。
受付時間
9:30-17:30

事業目的を決める

  1. 若原正勝税理士事務所 >
  2. 事業目的を決める

事業目的を決める

会社設立をする際には、事業目的を決定して、定款にこれを定めなければなりません。
具体的に言えば、会社がこれから営もう考えている事業の範囲を決定します。
会社は、事業目的として定款に記載したこと以外の事業を行なうことができないため、定款の目的には、設立後にすぐ行う事業内容に加えて、これから手がける可能性のある事業についても記載して置くのがポイントです。一般的に事業目的の数は5から10程度となっています。
事業目的を記載する際には、その事業内容が何であるかを第三者がみても明確に伝わるような表現で記載することを心がけましょう。
なお目的を定める上では、次の4項目を必ず満たすことが決められています。
①適法性
会社は法律のもとに存在しているため、適用される法律を遵守し、社会的妥当性を持つことが重要となります。
さらに、会社の目的として複数の事業を掲げたときに、個々の事業は適法でも、兼業することが認められない業種があるため注意しましょう。
②営利生
会社は営利団体であるため、会社の目的である事業によって利益を得る必要があります。
したがって、営利性のない「社会福祉への援助」や「社会貢献」等については、それにより会社に直接的な利益をもたらす可能性がないため、事業目的として認められません。
③明確性
上述の通り、会社の目的は、その会社がどのような営業活動をするものであるかを、第三者がわかる程度に明確にしておく必要があります。
④具体性
目的には具体性が必要となります。具体性があるかどうか判断するためには、「日本標準産業分類」を参考にすることができます。
これは、日本の全産業を業種別に大分類、中分類、小分類、細分類の4段階に分類したもので、そのうち小分類、細分類は業種の内容を具体的に示しているので、この語句を目的として使用することができます。


若原正勝税理士事務所では、港区、大田区、品川区、目黒区を中心に、一都三県の関東の地域において、定款認証、法人化、会社種類など、会社設立・起業支援全般の法律問題についてご相談を承っております。

若原正勝税理士事務所が提供する基礎知識

  • 会社名を決める

    会社名を決める

    会社名は正式には商号といい、商号を決めるにあたっては、いくつかのルールが法律で定められています。 現...

  • FXで法人化すると税金はどう変わる?メリット・デメリットなど

    FXで法人化すると税金...

    FXでの利益が増えてきて、FXでの法人化を検討されている方もいらっしゃるのではないかと思います。FXで...

  • 港区の融資に強い税理士をお探しの方へ

    港区の融資に強い税理士...

    企業にとって資金調達は避けて通れない非常に重要な業務です。資金調達の方法はさまざまであり、企業の事業フ...

  • 資金繰りとは?

    資金繰りとは?

    資金繰りとは、資金の流れの管理のことを指します。この際の資金とは、すぐに現金化することのできるものを指...

  • 合同会社とは

    合同会社とは

    ■合同会社とは 合同会社とは、出資者の全員が有限責任社員となって構成し、原則として出資者によって経営さ...

  • 税務調査に向けて必要な事前準備とは

    税務調査に向けて必要な...

    税務署は定期的に納税に関する適切な申告などが出来ているかということを調査するために税務調査を行っていま...

  • 税務署への届出・申告

    税務署への届出・申告

    会社の設立後は、本店所在地管轄の税務署に対して税務に関する各種の届け出を行う必要があります。 税務署に...

  • 自分で会社設立する場合と、プロに頼む場合のメリットとデメリット

    自分で会社設立する場合...

    会社の設立には様々な手続きや作業が必要となっていますが、これらはプロである専門家にすべて任した方がいい...

  • マイクロ法人とは?

    マイクロ法人とは?

    マイクロ法人とは株主と取締役が一人の会社のことを指します。そのため、プライベートカンパニーとも呼ばれ、...

よく検索されるキーワード

ページトップへ