会社設立(法人化)することでのデメリットは、意志決定のスピードが個人事業主と比べて遅いという点です。
会社の中で最も偉いのは誰かと問うと、社長だという答えが多く寄せられます。しかし、それは間違いであって、最もえらいのはオーナーである株主です。この勘違いは、日本の多くの中小企業では社長が株主でもあることから発生していると考えられます。
会社のオーナーである株主たちの集まりとして株主総会が定期的に開催され、取締役や監査役の決定、決算の承認などが行われます。基本的な事項は普通決議で済まされますが、重要な議題になってくると、特別決議や特殊決議となります。
重要な議題ほど、承認のための条件が厳しくなり、出席者の人数や議決権の割合などが大きな影響を与えます。
独立をして自由に事業をはじめたいと考えているのであれば、こうした点にも注意しなければなりません。法人化するということは、組織を運営していかなければならないということですから、慎重な判断が求められます。
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会社設立(法人化)のデメリットは?
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